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積読本(ラノベ)

リストが長くなりすぎて書こうとしても重くて書けなくなったので記事を分割します。

ラノベ

「暴走少女と妄想少年2」 
「暴走少女と妄想少年3」  / 木野裕喜

……がっつり読むにはちょっといただけない頭のときにとっておく。木野先生の文章のいいところはおつむを使わずとも読めること。

「ランジーン・コード2」 
「ランジーン・コード3」  / 大泉貴

……読むときはけっこう頭が元気なときでないと思考が追いつかない。よって元気なときに読む。

「灰よ、竜に告げよ されど罪人は竜と踊る2」
「追憶の欠片 されど罪人は竜と踊る3」
「厄災の一日 されど罪人は竜と踊る4」
「くちづけでは長く、愛には短すぎて されど罪人は竜と踊る6」
「まどろむように君と されど罪人は竜と踊る7」/浅井ラボ

……実は文体の相性が相当悪いので、読みたくてもなかなか読み進められない。目が疲れていないときにちまちま読み進めるか、がっつり読みたいときに一気に読む。

「こうして彼は屋上を燃やすことにした」/カミツキレイニー
……羽根川さんに紹介されて、そのタイトルの斬新さと病んでるっぷりに思わず食いついた。なるべく早めに読みたい。

「キミとは致命的なズレがある」/赤月カケヤ
……羽根川さんに紹介された本その2。昔書店で見かけて逃げ出そうかと思ったくらい怖かった表紙がガガガの優秀賞とは……。怖いけれども読む。

「剣をつぐもの」 / 北沢慶
……ソード・ワールド2.0の世界観でお話が書きたかったので、それの参考にと思って買った本。あまりぎっちり詰まってなさそうだから時間を見て気楽に読みたいと思う。

「狼と香辛料」 / 支倉凍砂
……妹から借りてきた本。早く返してあげたいからなるべく早く読みたい。

「とらドラ」 / 竹宮ゆゆこ
……妹から借りてきた本。たぶんこれも気分なときに読めばさっくり読めるはず。

「バカとテストと召喚獣」 / 井上堅二
……ニノさん一押しのシリーズだけれども今まで何故か読む気になれなかった。食わず嫌いはよくないよねと思って一冊読んでみようと思い借りてくる。

「灼眼のシャナ」 / 高橋弥七郎
……これも妹から借りてきた本。とりあえず狼と香辛料・とらドラを読み終わったあとくらいに挑戦したい。

「じんじゃえーる」 / 原中三十四
……昔知り合う機会があった作家さんの本。そのとき買ったきりだったので今度こそ読みたいと思う。

「有川夕菜の抵抗値」 / 時田唯
……昔行っていた交流所からデビューした作家さんと教えられて買った本。これも原中先生のといっしょで買ったきり読むのを忘れていたので実家から持ってきた。今度こそ読みたい。

「デュラララ!!」  / 成田良悟
……いつか読みたいと思っていたので買ってきた。表紙開いた感じじゃ好みな文章っぽそうだったからはやめに読んでしまいたい。

「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」 / 伏見つかさ
……ニノさんお気に入りのシリーズ。食わず嫌いはよくないよねと借りてきました。早めに読みたいです。
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最近読んだ本

「数秘術」 / ジョン・キング

数秘術占いの本はあったとしても、数秘術そのものについて詳しく書かれている本はなかなか見つからない。そんなわけで図書館で見つけたときはひゃっほーいと思って借りてきました。ともかく付録の部分の資料がすごい。これはよく集めたもんだなあと思う。
だけどあまりに色々なことが書かれていて要点ってなんだろうって考えるとミコトはおつむがてんてんなので理解不能でした。結局入門書から入ったほうがいいのかなあ。読み物としては面白かったですよ。




「悪意 善意」 / 江原啓之

スピやりはじめて3年目くらいにはいりますが、なぜか江原さんやオーラの泉に興味がなくてあまり見ていません。この本読んだ理由は悪意についてスピの見解を知りたくて、伊藤美海先生の本も読んだのですが、本屋でしばらくして江原さんの本も見かけたので読んでみました。
言い方は伊藤先生はちょっと挑戦的で、江原さんは穏やかに言っているけれども似たようなことだなと思った。私の経験としても悪意に対しての考え方はこれでいいんだなって感じ。もっと善や幸運でよい方面ばかりでなく悪意や闇の側面を研究したスピ本が出てくることを望みます。光と闇はどっちが偉いとかどっちが悪いとかじゃあないんで、この本読んで安心した反面、まだまだこういう本が少ないことにちょっと寂しさのようなものを感じます。




「平気で嘘をつく人たち」 / スコット・ペック

内容があんまりな恐ろしさだったので出先で読んで胸が詰まった。レビュー見ていると賛否両論あるみたいだけれども、作者は自分がキリスト者なのも隠していないし、悪意の心理学は癒しのために用いるべきだという心理学の一般的な視点とはちょっと変わってることもちゃんと前置きしている。それでいいと思います、私はこの人の考え方には賛成。
身近に邪悪な人がいるかどうかどうしても考えてしまうと思うのですが、思い当たる人が何人かちらほらいたりもしましたが、そのあと冷静になって自分が悪意の人間でないなんてことがあるだろうかって思ったら、彼らが弱いとか私が人らしい感情があるとかじゃあないなと思った。彼らの感じる「良い人ではない罪悪感」という恐怖は私にはわからないけれども、人に問題ありと言われないためには誰かをスケープゴートに使いたくなるほどの恐怖を感じるのであれば、それはもう悲しいけれども、その人がその恐怖と戦う覚悟ができるまで周りにはどうしようもないと思うのです。
私自身はこの本を読んで、今まで感じてきた悪意に対して傷つく必要はないのだと理解したので、それなりに作者が目的とした癒しが私には適ったのではないかと思います。




「魔術師オーフェンはぐれ旅-キエサルヒマの終端-」 / 秋田禎信

私が小説を書きだした際、最初に大きな影響を受けた作品がオーフェンなのですが、10年ぶりに再スタートと聞き、とても嬉しくなりました。しかし1500円……元の文庫の値段考えるともうちょっと良心的な価格にしていただけるとお財布にやさしいのですがと思ってしまう。秋田先生書くの早いんだもの。
読んでみた感想。まず地の文が秋田先生節だということ。うまく言えないけれども癖があるわけじゃあないけれどちょっと特徴的。久しぶりに読んだら余計に気になった。ク
リーオウは昔ただ我侭なだけに思えていたけれども、今はとても好きになれそう。私が大人になったからクリーオウと距離が離れたのかな? 名前を全部思い出すまでには時間がかかったけれども、今回はクリーオウが中心的に描かれていて、彼女は十分格好いいヒロインだと思った。とても人間として深みのある子だよ、面倒くさい性格しているけれどもそれはオーフェンもだしね!
お値段がお値段なので今回は最終回まで買い続けられるかどうかわかりませんが、それでも応援したい作品です。




コンスタンティン / ジョン・シャーリー

海外のお話は翻訳者によって面白さが理解できるかどうかがかかっていると思うのですが、コンスタンティンの翻訳は正直理解しづらいです。展開を追って自分の中で整理できぬ……。映画を見たわけじゃあないので、どういう展開なのかよくはわかっていないのですが、ひとつ伝わってきたのはキリスト教のお話以前にアメリカには生活や常識の根底にキリスト教が流れているのだなあということ。それは日本のように宗教がたくさんある国にとっては不思議なことだと思う。キリスト者でなくてもキリスト教と常識が密着しているのですね。それを前提にお話が作りこまれているから、説明がはしょられてるところもけっこうある。説明不足というよりそれはそういう前提の世界観なのだと思います。もう一度くらい、根性入れて読み直したい作品です。


ミツキサナ様、「雨の記憶」感想

ミツキサナ様、今回は小説のご依頼ありがとうございます。久しぶりの依頼でわくてかしながら読ませていただきました。

ミツキサナ様のページ
http://no-ichigo.jp/profile/show/member_id/235886?

「雨の記憶」のページ

第1部 http://no-ichigo.jp/read/book/book_id/394073
第2部 http://no-ichigo.jp/read/book/book_id/520756


あらすじ

優しかった兄はある日を境に変貌してしまった。雨の日に起きた父と母の大喧嘩、その日からアキの心にはどしゃぶりの雨が降り続けている。
兄が変わってしまった理由、そして兄の気持ちとは――


感想

近親相姦ものは嫌いじゃあないのですが、だいたい
この気持ちを知られてはいけない→やっぱり好きだー!→結ばれる。ひしっ
みたいな展開が多いため、自分から進んで読もうというジャンルではないのですが、読み始めてみたらぐいぐい引きこまれて終わったときには
「え? もう終わっちゃうの」というぎっちり満足感のある内容でした。
まず文章の地の文がとても好みです。シンプルだけど説明不足があるわけでもなく、情景描写もとても上手だなあと思いました。携帯小説サイトですが、文章の粗雑さがなく丁寧に書かれたものだったのでとても読みやすかったです。

さて、中身の感想のほうですが……
賢い子供というのは不幸だなあと思いました。頭のスペックに心が追いついていないものだから、頭で理解できる内容を大人のように冷静な気持ちで判断できないんですよね。いっぱいいっぱいになっちゃって、精一杯ベストな判断をしようとするけれどもそれは大人から見たら「無理しなくていいよ」と思うような内容で。
この小説の視点からだと、お父さんもお母さんも悪く書かれているけれども、でもきっとお父さんにはお父さんの代で傷ついた理由があって、お母さんもお父さんと結婚するときは幸せになれると確信していて、ストーリー中にも出てきましたけれども傷ついた過去があって、とあったんだと思います。
アキは自分が不幸だってこと以上に人の気持ちがわかっちゃうから自分に問題があるわけじゃあないのに自分を責めちゃうんですね。あまりご両親に恵まれたとは言えませんが、それでも最後には彼女が自分の道を選択する決心がついてよかったと思います。
レンはレンでつらかったんだろうなと思います。アキに気持ちが伝えられなかったのもそうですが、アキだけが傷ついていたわけじゃあないよね。こういうのは、当事者だけでなくみんな傷ついてるんだよなあと感じます。そういうところも全部書かれていて、ミツキさんが彼らの成長を親のようなあたたかい視線で見ているように感じました。
兄と妹の恋愛というのは法律上は禁止されていて、実際法律を愛が超えたとしても色々問題が山積みだったりするものではあるのですが、結ばれるとか、ハッピーエンドとかでなく、本当の意味で彼らが幸せを掴むための道のりが長かったことに、そして彼らが大人に成長したということに、とても安堵を覚えて、読んだあとにはなんだかやさしい気持ちになれました。

面白い読み物をありがとうございます。
とても楽しく読ませていただきました! またのご依頼お待ちしております。

「遠くあの空の向こうに」のイメージとか

ひさよしさんに許可がとれたので忘れないうちに紹介しておこうと思います。
毎回くどく言ってますけれども「買え!」って言ってるわけじゃあないので、見て楽しむもよし、気に入れば購入するもよしとフリーダムに行ってください。
では、いきます。


ジリオン
Dear moon / Dear sun -ディアームーン/ディアーサン-
4,850円

ソーダライトかエンジェライトがイメージだったのですが、検索かけたら同じアクセサリが出てきたので「こりゃこれを紹介しろってことだよな」と思いこれをチョイス。ソーダライトは力強い石だけれども、ラピスラズリほど強力に「パワーストーンです!」って石でもないあたりが好き。エンジェライトにしたってそうですよね。ふんわり包んでくれるようなエネルギーがあります。
エンジェライトのふわふわした雰囲気と、ソーダライトの力強い雰囲気のふたつをジリオンはもっているんじゃあないかなという、そんなイメージでした。


ギリアム
イチゴ生キャラメル100粒
3,129円

最初に食べ物でごめんなさい。色々探してみたんですけれども(リンドウの認印は売り切れでした)結局ギリアムさんにおすすめしたい食べ物になりました。激甘党だそうなので、どれくらい甘いものが好みなのかちょっとわからなかったのですが、あの世界でも作れて、かつめちゃくちゃキュートなお菓子っていったらこんな感じかなあと。
ギリアムさんに限らずいい男がつまむお菓子はちまい可愛いお菓子だと信じている私であります。


ゴドー
アラゴナイトの紐編みパワーストーンブレスレット
4,800円

アラゴナイトは金運呼ぶってので有名な石らしいのですが、この黄色がゴドーの髪の毛のイメージ。本当は彼の眼の色もいれたかったのだけれども翡翠色が入るとやさしい色になりすぎる関係でこれに決定しました。石の波動そのものは強いのに穏やかな感じで彼らしいかなと思います。


イヴァート
シルバー925 カーネリアン・六角柱 ペンダントトップ(チェーンなし)【72w0126t】
1,980円

同じカーネリアンでもワインレッドに近いカーネリアンがイヴァートのイメージ。本当はもうちょっとごてごてして厨二病っぽいデザインもあったのですが、シンプルなほうが彼っぽいかなと思ってこっちをチョイス。これだけシンプルなデザインだとダウジングとかにも使えそうです。
蛇足になりますが、昔魔法使いたちは宝石をつけなかったと言われているそうです。宝石には人の念がこもりやすいというのが理由だそうで。かわりにデーヴァの宿るジェムをつけていたそうな。
もちろん遠く~の世界で宝石やジェムがどういう扱いになってるかというのは別だと思うのですが、そんな感じでシンプルなデザインにしてみた次第です。


アスト
[チリ産、安くて旨いワイン]コノ スル レゼルヴァ シラー(CONO SUR Reserva Syrah)750ml 赤ワイン
997円

ギリアムだけ食べ物じゃおかしいよね! と思ってアストも道連れです。アストというよりは正確にはキハンのお酒をイメージしたらチリかな? と思って、チリ産で検索してその中でも味が近そうなのをチョイスしてみたのですが。
おそらくこのお酒、すごくしっかりした味がついています。さっぱりしたお食事だとワインが勝っちゃうんじゃあないかなという気がする。(飲んだことありませんが) よく食べてよく育ったジリオンやアストを育んだ大地の恵みを凝縮したような味であってほしい。
そしてアストもきっとあっさり飲めるスパークリングとかでなくきっついフルボディに近いのを飲むんだわという勝手なイメージ。そして失礼ながら、彼が飲む酒はきっとやっすいと思うのだ。(安い中で味にこだわってそう)


そんな「遠くあの空の向こうに」のイメージのエトセトラでした。
ひさよしさん、続き楽しみにしていますよー

有沢翔治さん、「盗撮魔」

「盗撮魔」のURL
http://www5b.biglobe.ne.jp/~detect/suiri/suiri24.html

あらすじ
萌はある日、大学の図書室で不審な行動をしている少女を発見する。
彼女が興味を持っていた本は「ピンホールカメラの作り方」
部屋を盗撮された彼女を付け狙っていたのは誰なのか、ちょっと不適応気味の探偵が勝負に挑む。


感想

感想を書くのが難しいなあ……と思いました。
もしかしなくてもこれは(作中の)有沢くんのための物語って感じがしたので、有沢さん(作者さん)がどのくらい有沢くん(有沢くんと書くときは作中の登場人物のことを指すとします)のことを考えたり入れ込んだりしているかによっては的外れなことは言いたくないな……のような。そんな前置き。
有沢くんは悪を裁くための名探偵ではなく、なんというか罪を犯した人になったつもりで考えているのかな? なんて思いました。彼の視線は「不思議」や「謎」を解くというスリリングさに向いているのではなく、どうやったらこの事件が「解決」するのかというところに視点を向けているような気がする。だから有沢くんは誰かを裁くことはしないんじゃあないかな? なんて勝手に思いました。
神経の細さとストレスの弱さは私も有沢くんと似たようなもんだと思うのですが、非常に好感の持てる青年だなという感じ。物語のあらすじを書けば、たしかにピンホールカメラを追い続ける内容なのですが、ところどころ出てくる名探偵有沢くんのシーンだけ、退色した世界に色味が指すような気がしました。そのせいか、私は有沢くんのための物語なんだなと思ったんです。
逆を言っちゃえば、他のキャラが薄くて誰が誰なんだか、萌ちゃんと有沢くん以外はよくわからなかったという難点もあるのですが(冒頭の登場人物紹介には助けられました)有沢くんのための舞台であり、物語であり、彼の語りたいことや生き方を表すためにこの世界が必要なのだとしたら、それは有沢くんにとっても、そしてこの物語を読めた私にとっても幸せなことだと思うのです。

最後の台詞や、そこに行き着く真相や過程、そういったものが、ミステリーとしてというよりも、有沢くんや有沢さんの信じているものをあぶり出すための道筋なんじゃあないかな? などと、思った次第です。
とても面白かったです。有沢くんの活躍を他にも見てみたいなと思いました。