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海野真水様「BOTTLE UP!」感想 中辛

海野様、このたびはご依頼ありがとうございます。
喜んで読ませていただきました。

海野様のサイトはこちら。
http://mamizu009.hp.infoseek.co.jp/

「BOTTLE UP!」のページはこちらです。
http://mamizu009.hp.infoseek.co.jp/bottlemain2.html

あらすじ

掃除の途中、おじいちゃんの魔法のオーブを見つけたリベラルは、冒険したくてたまらなくなった。冒険留学の手続きをして、いざ冒険スタート!
魔法を授ける町「ポルトツ」に向かう途中、海で知り合った女の子。彼女は国を滅ぼす何かと戦う使命をもっていた。
「なんとしても、魔法を手に入れたい」
そう考えるふたりの少年少女、そしてそれを色彩る様々な仲間たちの旅の……序章?


中辛でいいとのことですので、中辛くらいを目指したいと思います。
三十八話まで読ませていただいたのですが、とりあえず魔法を手に入れてひと段落のあたりまでですね。
まだ悪い魔法使いとも遭遇していないし、たぶん第一章にあたる部分なんじゃあと勝手に判断しました。

レトロなRPGを想像させられる作品です。頭の中でFFやドラクエのBGMが流れていました。ファミコン時代のあのひとつしか音源がない、あのメロディです。
基本の展開は「○○へ行くのじゃ」「△△というアイテムを手に入れてくるのじゃ」が基本です。
じゃが付くのはてきとうな私のレトロ冒険へのイメージですが。
そこまで行くのにモンスターを倒して、宿屋に泊まって、道具屋で道具を買う。仲間たちと出会い、新たな冒険があり、ラスボスがいて……やっぱり古きよき時代のRPGを思い出します。

主人公たちも特にあくの強い性格の人がいるわけではないのですが、長く冒険を続けていくうちに少しずつ打ち解けていくんじゃあないかなって感じがしました。まだみんな、少しぎこちないのかなあって。
途中で仲間になった呪われたアルや、船頭のプロキオンもどこまでいっしょに行動してくれるのかはわかりませんが、とても気になる人たちです。
ちなみに私、プロキオンが好きです。なんだか陽に焼けたさわやかマッチョなお兄さんを想像してしまいました。

瓶に願い事を書いて海に放り込むと、人生に一度だけ魔法を授けてもらえるチャンス! というその発想も斬新だと思います。オーブがないと魔法が使えない、またオーブが砂になるともう魔法は終わりというのもなんだか面白いなあって。
普通一度魔法を覚えると、精神力とかの制限はあったとしても一生使えるものだというイメージがあったので、ここらへんの発想は見習いたいところです。

さて、中辛とのことですので、一部の問題点などをあげさせていただきます。
まずレイアウトの見難さとリンク切れのひどさが一番の問題点です。ええ、小説に問題はあまりありませんでした。ただ読んでる最中に何度もぶち切れる感があって、あれ? あれ? とリンクを探したりしなければならず、困りました。
けっこうな量があったので「ここリンクはずれていたよー」と報告するのも難しいくらいです。
一度全部のリンクをチェックなさることをオススメします。現在アンケートをとってらっしゃるみたいですが、そのとき一番人気のあるレイアウトになさるといいかもしれませんね。
私はボトルに魔法を詰めるあたりぐらいからのレイアウトが一番見やすいと感じましたが、個人的な好みとしてはセンタリングされた13~ぐらいからのレイアウトほうが好きかもしれません。

お話自体へ少しだけ突っ込みを。途中から「少しスムーズに進みすぎじゃない?」と思いました。
それともこれ自体が魔法使いの罠だったり、リベラルたちが選ばれし勇者として一筋の道を一直線に進んでいるとか、そういう展開ならありかもしれませんが、あまりにスムーズすぎるような気がします。
もっと回り道したり、違うイベントがあったりしてもいいかもしれません。
あとアルの呪いが洞窟の中で「破魔の歌」で解けたのかどうかがのちのちの魔法受託のときによくわからなくなってしまったのも問題だと思います。私が何か解釈を間違えたのかもしれませんが。

そしてこれを突っ込んだら元も子もないと思ううえに、私の意見ではないのでどうなのかな……? というのはあるのですが、一般的にレトロRPGの形式をとったような仲間を集めてダンジョンをクリアし、ラスボスを倒す~というストーリー構成は投稿では通らないそうです。そう本に書いてあった、程度なので確かなのかどうかはわかりません。
それを考えていらっしゃるのか、それともあくまで趣味と割り切っているのかで今後の展開を考えてみるといいかもしれません。


以上のことを踏まえて、まとめの感想になるのですが。
ボトルアップはまだ駆け出しの冒険者たちが魔法を手に入れたところで、これからどうするのか、まだまだ可能性の幅がいっぱいいっぱいあるお話だと思います。ぜひとも愛と勇気で乗り切る英雄への道を突き進んでほしいなあと、勝手に全部、何かのゲームを思い出すような説明をさせていただきました。
正直私にはこういう素直なキャラたちも、素直なストーリーも書けないので、なんだか少し和んだ気持ちになりました。よくも悪くも、安定したお話だと思います。

それでは、このたびは素敵な作品を読ませていただき、ありがとうございました。
またのご依頼をお待ちしております!

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