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藍間真珠さん、「時雨組シリーズ 五の組」

時雨組シリーズ
http://indigo.opal.ne.jp/novel/sigure/index.html

藍間真珠さんのサイト
http://indigo.opal.ne.jp/index.html

あらすじ
琴は相棒を流行病で失ったばかりだった。女好きでクセのあるお頭が琴の新しい相棒に選んだのは、あんなに嫌だと言っておいたはずの男!?


感想

まず同人誌の扱いをどうしようか悩んだのですが、アドレスがわかるものは貼りつけちゃってよいでしょうか?
アウトー! という方がいましたらご連絡お願いします。
時雨組シリーズの本編のほうは読んでないのですが、同人誌のほうでメインに扱われてるのは「五の組」琴と竜の二人組と、偶然お世話することになった千鳥ちゃん。
「真珠さんのお話初心者には何が向きますか?」と真珠さんに聞いてみて、勧められたのがこの一冊。擬似親子大好物ですよ。うほほーい。
そんなわけで、喜び勇み足で読みました。

水波立つは風故に
雨の後には銀踊る
藍の縁もて花咲きて
祭りの夜に蛍飛び

まずタイトルがすごく綺麗だなっていつもため息が出ます。こんな綺麗な日本語使いになれたらどんなによかったことか。
真珠さんの作品は本当不思議。晴れた日に読むのと雨の日に読むのと憂鬱な日に読むのじゃ全然違う気持ちになるんです。
晴れた日に時雨組を読むと千鳥の明るさが「千鳥ちゃん可愛いなあきゅんきゅん!」ってなるし、雨の日に読むと情景描写をがっつり読んでしまってその風景に溶け込みそうになったり、憂鬱な日に読むと晴れた日に読んで可愛いと思った千鳥ちゃんが我侭に見えてイライラしたりとかも! そしてなんか時雨組の普段のストーリーの裏に陰謀のサスペンスストーリーがあるんだわなんていうもくもくとたくましい空想が育ったりするわけですね。
まさに天気のようなお話だなという感じです。
不思議な魅力をもった真珠ストーリー。次は……ファラールかもしそばに手をつけるんだい。
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