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高良あくあ様「とある狼少年と赤ずきんの恋詩」感想

高良あくあ様のサイト
わかりませぬ。

「とある狼少年と赤ずきんの恋詩」
http://karappono.web.fc2.com/douwa/koiuta.html

あらすじ
誰が呼んだか赤ずきん。赤い髪に浅葱色の目、美しい容姿に生まれたミルドレッドは、あるとき狼の少年を拾う。
これは寂しい赤ずきんと孤独な狼少年の恋の物語り。立場をこえた絆の物語。

感想
大団円。という言葉が読み終わったあとに浮かびました。
単純に言うならばスカっとしました! ドロッとしたお話も好きですが、こういうスカっと最後霧が晴れたようにすがすがしいお話もいいですよね。
ミルドレッドはどこから見てもよい性格。クルトも爪弾きにされてたわりには曲がらずよく育った青年だと思います。もうこりゃ恋の予感しかしないでしょ! くっつけよくっつけよくっつかないの!? くっついたー! のような最後スマホの前で拍手してました。なんというか、読み終えたあとになんだか清涼さも残る爽快感でした。ライトなのにすごく引っ張りこまれた感じ。何がどうしてという理由はわからないけれど、引力のある世界観がぐいぐい引っ張っていってくれました。
これから先の彼女たちに幸あれです。
ここで物語が終わってるのに永遠に語り継がれるような雰囲気が好きでした。ありがとうございました!
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